美容コラム

普段、何気なく生活をしている分には顔の表情筋はほとんど使いません。しかし満面の笑顔になる時には、表情筋を全体的に使っています。

つまり笑う機会が減っている場合は「表情筋を使わない＝表情筋が衰えてしまう」のです。
表情筋の衰えは肌のハリを失わせ、シワやたるみの原因となり見た目年齢を上げてしまいます。

キュッと上がった口角を取り戻したいなら、笑顔を増やすべきだと言えるでしょう。

私たちの心身をコントロールする自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」の2つがあります。
交感神経には人を緊張させ、副交感神経には人をリラックスさせる役割があります。

本来これらがバランス良く働けば健康状態が保たれるのですが、ストレスなどで乱れると交感神経が常に優位となり 不眠や不安感に繋がってしまいます。
不眠が続けば肌の老化を促進させますし、体調を崩してしまう恐れも出てきます。

その自律神経のバランスの乱れを整えるのが、なんと笑顔なのです。
笑うだけで自然と副交感神経が働いてリラックスモードに入り、心地よい眠りを促します。

睡眠は私たちの美肌を作りだす、最高のケア方法と言えます。

血行不良が美容の大敵だってご存知でしたか。 血行が悪くなると肌の新陳代謝を衰えさせてしまいます。
肌の新陳代謝が鈍ると正しいターンオーバーが行われず、シワが生じる、たるみができるといった原因になります。

笑顔は表情筋を使うために、その周辺のリンパや血液の流れを促します。
つまり笑顔を作ることで、新陳代謝のアップも期待できてしまうのです。
もしかしたら、透明感のあるバラ色の頬を取り戻せるかもしれません。

これだけ笑顔に良い効果があると知ると「もっと積極的に笑わなきゃ」と思う方は多いかと思います。
しかし実は作り笑い、つまり口角を上げるだけでも笑顔と同じような効果が得られます。

普段から口角を上げるクセをつけて、より美しく若々しい笑顔を咲かせてくださいね。